構造・工法 STRUCTURE / CONSTRUCTION
耐震金物工法
木造在来軸組工法に
革命的な品質向上を
もたらした接合金具工法
耐震金物工法(ハイブリッド工法)は、日本の伝統的建築技術である木造在来軸組工法を、時代が要求する水準以上の品質にまで高めました。熟練の技術が欠かせなかった施工現場において、簡便で合理的な施工システムを構築することで、より安全でハイレベルの施工を可能にしています。
耐震金物工法の特長 FEATURES
木材の強度を最大限に活かす
頑固な構造を実現するための重要なポイントは、接合金具を施工する際に、柱や梁の断面欠損を少なくする点にあります。耐震金物工法を採用した場合は、12㎜の取付用ボルト穴を加工するだけで済み、断面欠損を最小限に抑えることができます。
大規模地震も耐えうる確かな強度と耐久性
耐震金物工法の頑固な耐性は、平成7年に甚大な被害をもたらした阪神淡路大震災を忠実に再現した三次元実大振動実験によって検証されています(平成16年12月7日 於:独立行政法人土木研究所)。
また、高耐食性のメッキ防錆処理(ストロンジンクJコート処理)が施され、塩水噴霧試験2,000時間でも赤錆は発生しません。